【お仕事報告】 『よいこのがくしゅう』6月号
布と糸、ミシンと手刺繍で「なつかし・かわいい」を描く布絵作家marmelo*です。
本日はお仕事報告です。
学研教育みらい様『よいこのがくしゅう』6月号 行事のおはなしページの挿絵を担当しました。
全6場面を布絵で描かせていただいております。
【1場面目】
(※おばあちゃんたちのイラストは西内としおさん、文/古藤ゆずさん、撮影/伝祥爾さん です。)
【2、3場面目】
【4、5場面目】
【6場面目】
ウェブではちいさな画像になってしまいますが、実際はお子さんが見やすく楽しめるA4変型の大きさですので、布や糸の質感を感じていただけます。
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2月号の「あみこさん」につづいての、学研教育みらい様からのご依頼でした。
七夕の挿絵は一度描いてみたかったので、お話をいただいた時はとても嬉しかったです。
織姫と彦星、王様は、普段オリジナルでは描かないようなキャラクターでしたので、その辺りも楽しく取り組ませていただきました。
3場面目はラフで2案提出したところ、担当さんに「『きゃっきゃ、うふふ』感が出ていていいですね!」とのことで、織姫と彦星が手を取り合って駆けていくシーンになりました。
ラブラブ感が出ているかなぁと思います。
打って変わって、4場面目の川が二人を分かつシーンは、王様の怒りが伝わるように、布とステッチで波を激しく描きました。
この場面は、描いていて何だか自分でも胸が痛かったです。
王様ご立腹です!
最後の6場面目。
カササギの橋を渡っての逢瀬は、担当さんから「何かアイディアがあれば」とのことで、カササギをシルエットにし、虹色のグラデーションで描くことを提案させていただきました。
ロマンチックな雰囲気が出たかなぁと思います。
この場面は二人が幸せそうで、私もニヤニヤしながら描きました。
そんな挿絵になっておりますが、小さなお子さんのいらっしゃる皆様。
もし園で『よいこのがくしゅう』の扱いがあるようでしたら、ぜひご覧になってみてくださいね。
読者のお子さんたちが、ワクワクとした気持ちでこのページをめくってくれることを願っております。
学研教育みらい様、この度も素敵なお仕事をありがとうございました!
★布絵原画のみは、サイトの「Gallery1」に掲載。